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- 12/31 目次
- 07/19 23.イワサキさん その2
- 07/12 22.イワサキさん その1
- 07/05 21.カレシが水商売な人だったら
- 06/09 20. カノジョがホステスだったら
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酔っててあまり覚えていないのだが
ヒロを口説いたのは 私らしい。
その数ヶ月前 私は付き合っていた男と
ひどい別れを経験していた。
ヒロも 同じ頃 付き合っていた娘と 別れたとのこと。
経緯は覚えていないながらも
ホテルに入る前、
「美代の気持ち 知ってるんでしょ?」 と
不安げに 聞いたことは覚えている。
「・・・知らなかった。
でも今 俺は貴子と一緒にいたいからここにいる」
勢いと酔いと。
詳細は覚えていないながらも
心地よかった記憶はある。
だけど 朝 目がさめて心の中で呟いたのは
「しまった」 だった。
心地よさに引きずられると イヤな思いをするだろう。
勢いと酔いの結果なのだから。
これから 店で顔を合わせても
何もなかったような顔をしよう。
美代のことは別だ。
私が大切なのは 私自身だもの。
ところが 次に店に入った時
ヒロは 何気ない顔でお尻を触ってきた。
きっと睨むと 無邪気に微笑む。
その日 ヒロは店が終わると
家まで送ってくれた。
「ヤリ逃げする気はないよ。大事にするよ。」 と。
◆◆◆ 目次 ◆◆◆
ヒロを口説いたのは 私らしい。
その数ヶ月前 私は付き合っていた男と
ひどい別れを経験していた。
ヒロも 同じ頃 付き合っていた娘と 別れたとのこと。
経緯は覚えていないながらも
ホテルに入る前、
「美代の気持ち 知ってるんでしょ?」 と
不安げに 聞いたことは覚えている。
「・・・知らなかった。
でも今 俺は貴子と一緒にいたいからここにいる」
勢いと酔いと。
詳細は覚えていないながらも
心地よかった記憶はある。
だけど 朝 目がさめて心の中で呟いたのは
「しまった」 だった。
心地よさに引きずられると イヤな思いをするだろう。
勢いと酔いの結果なのだから。
これから 店で顔を合わせても
何もなかったような顔をしよう。
美代のことは別だ。
私が大切なのは 私自身だもの。
ところが 次に店に入った時
ヒロは 何気ない顔でお尻を触ってきた。
きっと睨むと 無邪気に微笑む。
その日 ヒロは店が終わると
家まで送ってくれた。
「ヤリ逃げする気はないよ。大事にするよ。」 と。
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